プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」2月22日の第2試合で、BEAST Japanext・鈴木大介（連盟）がオーラスで跳満をアガり、3着目から逆転トップ。これを見たチームメイトで元乃木坂46の中田花奈（連盟）が「皆様、ありがとうございます！」と全力を使って感謝するおもしろシーンが誕生した。
BEAST Japanextはリーグ参戦初年度で、現在は最下位ながらも上位6位までが進出できるセミファイナルシリーズに向けて踏ん張っている最中だ。第1試合ではリーダー猿川真寿（連盟）が終盤に巻き返して2着フィニッシュ。続く鈴木大介もさらに上位チームを追いかけるべくトップを狙いたいところだった。
オーラス、満貫ツモもしくはトップ目・茅森早香（最高位戦）を満貫直撃という逆転条件だった鈴木大介だが、タンヤオ・赤・ドラ2という大チャンスを迎えると、ここではダマテン。アガリ牌の出どころ次第では見逃す構えを取っていた。するとラス目だったKADOKAWAサクラナイツ・渋川難波（協会）が、素点回復を狙って暗カン。これが鈴木大介に追い風となり、カンドラが2枚乗って、タンヤオ・赤・ドラ4と跳満に昇格。これで逆転には出どころ不問となった。
直後、TEAM雷電・萩原聖人（連盟）からアガリ牌の2筒がこぼれると、鈴木大介はすかさずロン。大逆転に向けて大きな1勝をもぎ取った。この様子を控室で見ていた中田は、アガリの瞬間「やー！やったー！」と両手を挙げて大喜び。渋川のカンに対して「いいタイミングー！」と叫ぶと「ありがとうございます！皆様、ありがとうございます！」と、礼拝でもするかのように、全身で感謝の意を表していた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
