こんなに快感のツモが来れば、実況者のテンションも上がりっぱなし。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」2月26日の第2試合。赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)が絶好のカンチャン引きから親満貫をゲット。この一連の流れに実況の日吉辰哉(連盟)も熱狂し、視聴者からは多数の歓声が上がった。
南2局1本場、トップ目を走るたろうは、中盤に入りセガサミーフェニックス・東城りお(連盟)とU-NEXT Pirates・仲林圭(協会)からリーチで攻め立てられていた。自身の手は赤とドラがあるイーシャンテン。カン3索と3・6筒の受けが残っている。終盤に近付いた12巡目、ここでたろうの手に3索がスパーンと入って来た。日吉は「うわー!」と絶叫。解説を務めていた土田浩翔(最高位戦)は「最後の3索引いた!八万切ってリーチだこれは」と予測した。
絶好ツモにたろうは小考、仲林に通っていない八万を切るも、ダマテンを選択した。日吉はここで「ヤミ!」とまたも声を上げ、視聴者からは「ゼウスの選択や!」「いけいけいけいけ」「今日はたろうさんに追い風吹いてる」と声援が飛んだ。その後もたろうは無筋をプッシュ。直後に仲林が6筒を掴み、たろうがタンヤオ・平和・赤・ドラの1万2000点(+300点)を獲得した。絶好ツモから生まれた破壊力満点のアガリに視聴者は「これはゼウス」「かっこいい!!」「十分」「つよい!」「さすがやな」と賛辞を送っていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)