普段は聞こえないはずの会話に、誰しも興味津々だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」2月26日の第1試合。小休止から再開直後、選手同士で行われていた会話が漏れ、視聴者が騒然となった。
南1局に入る前、選手の小休止があった。数分後に選手が卓に戻り、試合再開となるところで、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)がU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)に何やら話しかけ、瑞原が「返してくださいって…」と返答。やりとりの中身がわからないまま審判が試合の再開を促した。
これを見た解説の土田浩翔(最高位戦)は「怒られたの?園田。面白い、ははは!」と吹き出し、実況の日吉辰哉(連盟)は「あれかもしれないですね、カイロ!」と選手間でカイロの貸し借りがあったのではと推測した。視聴者も騒然となり「何をくすねてたんだw」「かえしてくださいw」「なになにw」「なにこれ珍しい」「コントはじまった?」と多数のコメントが寄せられた。
試合後、この場面について瑞原が自身のXアカウントで説明のポストを投稿していた。それによると、まず園田が寒いといったことからカイロを貸そうとしたが、試合中のため返すタイミングがないことに瑞原が気付き、今のうちにスタジオの外から取って来るよう園田へ促した。しかし、すでに試合開始の準備は整っており、カイロを取りに行く時間もなく審判から試合再開が告げられてしまったとのこと。本来は外部へ漏れないやりとりが漏れてしまった一幕に、視聴者からはその後も困惑や爆笑など、様々な声が上がっていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)