モデルやタレントとしても数多くの番組に出演するプロ雀士のKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)が2月27日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」の第1試合に登板。アガリ4回、放銃0回の完璧なスタッツで、今期6勝目を飾った。
チームは先週、4試合を戦って3着1回、ラス3回。首位から3位まで陥落した。当試合は起家からBEAST Japanext・中田花奈(連盟)、岡田、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)の並びでスタート。「先週、ちょっとチームがつらかっただけに、雰囲気を変えていきたい」。試合前、そう意気込んだ岡田は東1局で南・ドラ2の3900点(供託1000点)をアガった。
東3局では「(赤)五万は滝沢さんの現物だった」「7筒を切っても、ロスは7筒しかない」「赤五万にくっついても白・白って(捨てる)ルートがあった」といった思考から、後にリーチをかけた滝沢の当たり牌を先切りする選択。これが奏功し、追っかけリーチからリーチ・白・赤・ドラの満貫・8000点(供託1000点)を完成させた。南1局でもダブ南・ドラ2の好配牌を無駄なく打ち進めて満貫・8000点を成就。南3局では白・赤の2000点を加点した。
「爆運でしたね」。2月19日、30回目のバースデーを迎えた岡田は、「ちょうど、いろいろなイベントでファンに会うことができたんで。いただいたものを身に付けて、おかげで運がよかったです」と笑顔。ヘアアクセサリー、アイシャドウ、リップなどは全てプレゼントだと説明し、ファンに「本当、みなさんのおかげです。ありがとうございます!」と感謝した。
これで個人成績は3位。チーム内では1位と奮闘中だ。「サクラナイツ、先週はマイナス200ポイント弱しちゃったので。今日はトップを取って流れを変えられたので、よかったです」。残り16試合を残し、岡田は昨期レギュラーシーズンの勝利数に到達した。「これからも応援、よろしくお願いします」。成長著しい雀力にファンの後押しが加われば、さらに快進撃は続くことだろう。
【第1試合結果】
1着 KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)4万2900点/+62.9
2着 EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)2万8800点/+8.8
3着 BEAST Japanext・中田花奈(連盟)1万8700点/▲21.3
4着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)9600点/▲50.4
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)