迫力とアガリ点数がアンバランス!剛腕雀士“ツモのみ”でも気合が溢れて爆音「役満でもアガったみたい」/麻雀・Mリーグ
【映像】ガコンと爆音を響かせた鈴木大介のツモ

 その雰囲気は、あたかも超高打点。BEAST Japanextに所属する棋士と雀士の二刀流・鈴木大介(連盟)が、迫力とアガリ点数とのギャップでファンを沸かせた。

【映像】ガコンと爆音を響かせた鈴木大介のツモ

 2月27日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」の第2試合、東3局1本場でのことだった。当試合は起家からEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)、鈴木大介、KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)の並びで開始。東1局は高宮がタンヤオ・ドラの2000点(供託1000点)をアガり、東2局は亜樹と堀がリーチをかけたものの、めくり合いは引き分けに終わった。

 そんな中で迎えた件の局、まず攻めたのは親の高宮だった。ポンとチーを仕掛け、7筒・8索のシャンポン待ちでテンパイ。一方、亜樹はタンヤオへの変化が見えるヤミテンで構えると、直後に5筒を鳴いてドラの八万単騎待ちにシフトチェンジした。対して、鈴木大介は数巡後にカン八万待ちでテンパイさせるも、勝機はなしと判断したのか、リーチはせず。「実際、ドラは山にないんです」と放送席が感心する中、今度は堀が1・4索待ちでリーチを宣言した。

 ここで、鈴木大介は引いた七万を残して七万・6筒のシャンポン待ちを選択。序盤に七万を河に捨てていたことから、他者からはアガれないフリテンだったが、これを見事にツモると、左手から牌を勢いよく卓上に離し、そのまま手牌を広げた。「全員テンパイの局面を掻い潜ったのは、まさかのツモじゃないとアガれない大介!」。これには放送席も熱狂したが、アガリ点数はツモのみの1500点(+300点、供託3000点)。その迫力とアガリ点数のギャップには、多くのファンから「役満でもアガったみたい」「倍満ツモ並みの勢い」「ツモのみw」「気合入ってるなぁ」「かっけぇ」などと投稿が寄せられた。

 なお、鈴木大介はトップ目の亜樹と1万2400点差、2着目の高宮と6900点差で迎えたオーラス、リーチ・ツモ・タンヤオ・ドラの満貫で2着目に浮上。試合後のインタビューでツモのみでアガった場面を「下手に倍満をアガるよりも、ああいうアガりの方が麻雀打ちとしては気持ちがいい」と振り返った。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

【映像】ガコンと爆音を響かせた鈴木大介のツモ
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【映像】600点差の逃げ切りトップにホッとする二階堂亜樹
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【映像】中田、岡田に続いて入ってきた松ヶ瀬は赤黒のボンバーヘッド
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Mリーグ 配信情報まとめ
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