【プレミアリーグ】ブライトン1-1エヴァートン(日本時間2月25日/アメックス・スタジアム)
【映像】わざと体重をかけて相手の足を踏みつける超危険タックル
デ・ゼルビ監督もショックを隠せない様子だった。ブライトンが1点ビハインドで迎えた試合終盤にMFギルモアが相手MFへの危険なタックルで一発退場。ホームで是が非でも勝ち点を積み上げたい展開で数的不利を余儀なくされてしまうと、イタリア人指揮官も表情を失ってしまった。
ブライトンが0-1と追いかける展開で迎えた81分、ホームチームが敵陣でパスを回して崩そうとする場面で、こぼれ球に反応したMFビリー・ギルモアのトラップが大きくなった。
すると、スコットランド代表MFはルーズボールに向かって躊躇いなく突っ込んだ。その際にエヴァートンMFアマドゥ・オナナと交錯。ボールへのコンタクトはできていたが、右足の裏で思いっきり踏みつけてしまい、危険なプレーから一発退場となってしまった。
苦しい展開での追い打ちをかけるような退場劇に、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は地面を見つめ、表情を失ってしまった。
ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「苦しいなー」とホームチームの状況を思わず口にした。退場については「ボールのコンタクトの仕方は良かったんですけどね、あそこまで(相手の足に)体重残すということは狙ってますね」と悪意のあるタックルだったため、「退場は妥当」だとした。
この退場劇に視聴者も「デ・ゼルビごめん。私も下向いてしまった」「最後まで諦めちゃいけないね!」「デ・ゼルビのなんともいえない表情」「泣きそうだデ・ゼルビ」「ギルモア退場でデ・ゼルビすげぇ顔してる」と反応。ブライトン指揮官とともにショックを受ける人や、諦めず応援する人が多く見受けられた。
クリエイティブな才能で知られるギルモアにとって、この試合がプロキャリアを通して初の退場だった。常に冷静なプレーが持ち味な選手で知られているが、この場面では自らのボールタッチが大きくなったことによる焦りもあったのか、冷静さを欠いてしまったようだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)