【ラ・リーガ】レアル・マドリード 1-0 セビージャ(日本時間2月26日/サンチャゴ・ベルナベウ)
キックオフ直後にスタジアムが騒然となった。レアル・マドリードのDFルーカス・バスケスが、マッチアップしたセビージャのFWルーカス・オカンポスの顔をスパイクで蹴り上げてしまったのだ。故意ではないにしろ超危険なプレーに主審はファウルとジャッジしている。
キックオフ直後の2分、セビージャは左サイドのオカンポスを相手DFの背後に走らせて、ロングボールを供給した。一方のレアル・マドリードは右SBのL・バスケスが対応。バウンドしたボールに対して右足を出すと、ボールに触った直後にオカンポスの顔面に直撃してしまい、もちろん主審は笛を吹いてファウルの判定を下した。
蹴られたオカンポスはその場で頭を抱えながら悶絶。しばらく起き上がれないほどにL・バスケスのスパイクが頭部に直撃していた。
スタジアムが騒然となったこのシーンには、幸いにも眼球などの粘膜が薄い場所に足が入ることや脳震盪などの症状もなかったようだが、打ちどころを間違えれば選手生命を脅かす危険なプレーになっていた可能性もある。
ちなみに、両者は14分にはマッチアップし、今後はオカンポスの肘がL・バスケスの顔面にクリーンヒット。L・バスケスの赤く左目が腫れる事態となり、現地ファンの間では頭部キックに対する報復ではないかと物議を醸している。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)