将棋の順位戦A級・最終9回戦が2月29日、静岡市の「浮月楼」で行われている。全10人のA級棋士が一同に会して争われる“将棋界の一番長い日”。昼食には、全員同メニューの「新・浮月松花堂弁当」が提供された。
【映像】超豪華!A級棋士に提供された松花堂弁当(複数カット)
藤井聡太名人(竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)への挑戦者争いは、これまでに6勝2敗の成績で単独首位に立つ豊島将之九段(33)が一歩リード。9回戦では、5勝3敗で2位タイにつける菅井竜也八段(31)と対局中だ。豊島九段が名人復位への挑戦権を手にするか、追走する菅井八段と永瀬拓矢九段(31)が勝利しプレーオフに持ち込むか、どの対局も目の離せない展開となっている。
正午から40分間設けられている昼食休憩では、対局者に対局場の料亭・浮月楼の特製「新・浮月松花堂弁当」が提供された。全対局者に同じメニューが提供されたとあり、ファンはその内容に興味津々。海の幸山の幸が所せましと並んだ豪華な弁当に、「あら美味しそう」「いい仕事してますね」「タイトル戦みたい」「お酒が欲しくなるメニューね」「素敵ー ゆっくり食べたい」と多数のコメントが寄せられた。
充実の内容に、ABEMAの中継に出演した千葉幸生七段(45)は「豊島九段のような…」。序盤中盤終盤、隙無しと称される豊島九段の棋風になぞらえて注目の“勝負メシ”を紹介していた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)