アガリへのルートがはっきり見えて、しかも高打点。こんなチャンス手なら、誰でももらってみたいはずだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」3月1日の第2試合。U-NEXT Pirates・小林剛（麻将連合）が手にした絶好の好配牌に視聴者からうらやましがる声が上がった。
東3局、小林の手は白と西が対子、ソウズの複合ターツもあり、混一色が見込める好配牌。浮いたドラ1索を使えれば満貫以上の手が狙えそうだ。第1ツモで白が暗刻となり、チャンスがグっと広がると、視聴者は「ずるいぞ！w」「やばすぎｗ」「ずるごー」と反響を寄せた。初手から小林はカン二万のターツを払い、ソウズを集め出す。
2巡目、さらにソウズが伸び、一盃口含みの形へ進化した。さらに3巡目、孤立のドラ1索が対子になると、実況の小林未沙は「高い！メンゼンで仕上がったら倍満クラスも見えそうだ！」と声を上げた。視聴者も「ロボ完全復活か」「ゴバゴーいけいけ」「ツモやっばいw」と沸き立ち、行く末を見守った。
小林はその後、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥（RMU）から打たれた西をポン。3・6索待ちのテンパイを果たすと、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾（協会）から3索をロン。混一色・白・ドラ2の8000点をアガり切った。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
