将棋の藤井聡太棋王（竜王、名人、王位、叡王、王座、王将、棋聖、21）に伊藤匠七段（21）が挑む第49期棋王戦コナミグループ杯五番勝負第3局が3月3日、新潟市の「新潟グランドホテル」で行われている。藤井棋王が連勝で初防衛に迫るか、伊藤七段が追いつくか。注目の一戦は、藤井棋王の先手で「角換わり」の出だしとなった。
注目の“同学年対決”は早くも3戦目。開幕局は持将棋、第2局では藤井棋王が先勝を飾り、初防衛に向けて大きな前進を遂げた。互いにとって勝負所の第3局は、ここでも両者得意の角換わりの出だしに。リードを広げたい藤井棋王が早々に桂馬を跳ねて早くも本格的な戦いが始まった。
藤井棋王が軽快な動きを見せており、ABEMAの中継に出演した阿久津主税八段（41）は「少しずつ見慣れない形で戦いに入っており、一手一手後手の難易度が高い」とコメント。形勢に大きな差は見られないものの、持ち時間を多く使っている伊藤七段に対し「ここで踏みとどまらないと離されてしまいそう、と考えていると思う」との印象を語った。
持ち時間は各4時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太棋王 慶楽味わいランチ、ウーロン茶（冷）
伊藤匠七段 海の幸重、緑茶（温）
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太棋王 3時間41分（消費19分）
伊藤匠七段 1時間46分（消費2時間14分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
