将棋の藤井聡太棋王（竜王、名人、王位、叡王、王座、王将、棋聖、21）に伊藤匠七段（21）が挑む第49期棋王戦コナミグループ杯五番勝負第3局が3月3日、新潟市の「新潟グランドホテル」で行われている。藤井棋王は、対局前日に応じたインタビューで前年と同様に特急「しらゆき」に乗って新潟入りしたことを報告。ニッコニコ笑顔にファンからは「移動も楽しめるの最強じゃない！？」の声が上がっていた。
棋界きっての電車好きとして知られている藤井棋王。年間を通して全国各地で行われるタイトル戦に臨む傍ら、移動では積極的に鉄道での移動を選ぶ“乗り鉄”だ。第3局の舞台は新潟市。藤井棋王は、在住している愛知県からの移動となったが、「いろいろなルートがあるんですけど、去年と同様に『しらゆき』に乗ってやってまいりました」と報告した。
さらに、「名古屋から長野に北上して信越本線を通って新潟に至るというルートは、以前はそれを通る急行列車も運行していたようなので、そういった意味では一番歴史のあるルートなのかなと思っています」と歴史も踏まえたトークを展開。これには地元ファンも驚いた様子だった。
タイトル防衛戦を前に、移動中も対局に向けて集中モードかと思いきや「今年の日本海は去年よりも波が高かったり雪が舞う区間もあったりして、去年とまた違った雰囲気を楽しめたかなと思います」と八冠王はあくまで自然体だ。
新潟県は「信濃川や阿賀野川といった大きな川が流れていて、お米など美味しいものが多いのかなという印象」と対局以外の面にも楽しみを見出している様子の藤井棋王。大好きな鉄道移動でリフレッシュを図った様子とあり、ファンは「移動も楽しめるの最強じゃない！？」「移動が趣味とかご褒美じゃん」「電車乗れて楽しそう」「なんかこっちまで嬉しくなるね」と反応していた。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
