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【映像】ゴール取り消しの試合強制終了→選手たちがブチギレ

ラ・リーガ】バレンシア 2-2 レアル・マドリード(日本時間3月3日/メスタージャ)

 レアル・マドリードにとっては、悪夢のような幕切れだった。“ラストワンプレー”と思われた場面で、MFジュード・ベリンガムがクロスからヘディングシュートを決めたのだが、試合終了の笛が鳴り響いていたため得点は認められず。決まっていれば決勝ゴールであり、通常ではありえないタイミングでの笛に選手たちは激怒し、ピッチはカオス状態となってしまった。

【映像】ゴール取り消しの試合強制終了→選手たちがブチギレ
 

 2-2の同点で迎えた90+9分、レアル・マドリードのMFブラヒム・ディアスが右サイドからクロスを供給すると、ボックス内にいたベリンガムがヘッドで合わせてネットを揺らした。しかし、映像を見返すとクロスを上げた時点で、なぜかヘスス・ヒル・マンサーノ主審が試合終了の笛を鳴らしていたのだ。

 通常であれば、プレーが切れたタイミングで主審が笛を吹くケースが多いため、攻撃の真っ只中での強制終了に選手たちはブチギレ。試合後は乱闘騒ぎへと発展した。

 実況の小林惇希氏は「なんという幕切れでしょうか」と驚きを隠せず、解説の田中隼磨氏も「そこで笛鳴らす?前半はバレンシア側に難しい状況で笛が鳴って、後半は(レアル・マドリー側に)。そりゃ怒りますよ……」と率直な感想を伝えた。

 最終的に、マンサーノ主審に詰め寄って暴言を吐いたベリンガムが退場になるなど、まさにカオスの状態に。第三者的に見ても“理不尽すぎるジャッジ”だったこともあり、今後、何かしらの調査や対応が行われるだろう。

 マドリード・ファンはもちろん怒り心頭だ。SNSには「マフィアだ」「これはサッカーじゃない」「史上最悪のレフェリング」「どこで笛を吹いとねん」「せめてCKが跳ね返った時点で吹くべき」「さすがにあれは酷い」「大事件だよ」「買収されてんのか?」「マドリー贔屓と言われているマンサーノにあるまじきタイミングでした」など、マンサーノ主審とラ・リーガに対する不満の声で溢れている。

 悪い意味で試合が終わってからも目を離せない一戦となってしまった。

ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)
 

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