スマホ構えてる場合じゃなかった！大谷翔平、特大三塁打にファンの手がブレまくる珍場面

【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース7－4ロッキーズ（3月3日・日本時間4日／キャメルバックランチ）

　今“世界一見たい選手”の一人であることは間違いない大谷翔平。打席に入るたび、スタンドの観客が一斉にスマホを向ける光景はもはやおなじみだが、大谷の鋭く大きな打球にはそんな“カメラマン”も“見たい、でも撮りたい”のジレンマに悩まされるものかもしれない。

【映像】スマホを構えていたファンも手がブレブレに

　ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場したスプリングトレーニングのロッキーズ戦。大谷は第1打席で5打席連続出塁となるヒットをライトへ放つと、2回に早くも2打席を迎えた。好調を維持する大谷は、ここでも追い込まれても動じない。カウント1-2から相手左腕が投じた5球目はやや内よりの真ん中にきた速球だったが、強く叩いだ打球はセンター後方へ。結果としてはフェンス直撃のスリーベースだったが、大谷も手応え十分、相手センターも諦めたように追うスピードを緩めたほど惜しい“ほとんどホームラン”だった。

　大谷の活躍を写真や動画に残そうとスマホを構えていたバックネット裏の多くのファンだったが、やはり大谷の凄まじい打球音と火の出るような当たりに平常心ではいられるはずもない。大谷が打った瞬間、スマホごと打球に合わせて上を向いてしまう人や、スマホそっちのけで打球を追ってしまう人が続出していた。大谷が打ったシーンをきれいに収めるのはなかなか難しいのではないだろうか。

　相手外野手に騙されたのか、大谷もホームランを確信したようにゆっくり一塁を回ったところで、慌てて三塁へ猛ダッシュを見せる珍事。そんなシーンもうまく収めた人は少ないのかもしれない。

　大谷は第3打席でも2打席連続となるタイムリーヒットを放ち、この日は3打数3安打2打点と絶好調ぶりをキープ。シーズン開幕に向けて、バッティングにはブレはまったく見られる様子はなさそうだ。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）