【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース0−4エンゼルス(3月5日・日本時間6日/キャメルバックランチ)
MLB・スプリングトレーニングロサンゼルス・ドジャース対ロサンゼルス・エンゼルスの一戦で、ドジャース・大谷翔平の古巣、エンゼルスが王者・ドジャースに4-0で完封勝利。“大谷ロス”を吹き飛ばす戦いで、王者に対する意地を見せた。
この日の試合前、ドジャース・大谷と昨季まで“トラウタニコンビ”としてタッグを組んでいたエンゼルスのマイク・トラウトと大谷が、再会のハグをする光景なども見られたものの、その余韻に浸る間もなく、いざ試合が始まると攻守ともに堅実なプレーを連発。“大谷ロス”を吹き飛ばす勝利で意地を見せることとなった。
昨季は16試合で4勝を挙げたエンゼルス先発のシルセスは、初回、先頭のムーキー・ベッツに詰まりながらもレフト前へと運ばれる不運な立ち上がりとなったものの、続く2番・大谷に対しては、高低を上手く使いながらテンポよく勢いのあるボールを投げ込み、見事、空振り三振に。チームに勢いをつけると、4回の攻撃では、1死からウォードが初球をレフト前へと鋭く弾き返して出塁すると、その後2死となったところで、今季、マイナー契約からの捲土重来を期すを元ミネソタ・ツインズの大砲、サノにレフト前ヒットが飛び出し、エンゼルスが先制することに。いずれもカウントに関係なく、積極的に打ちに行く“攻めの姿勢”を見せることとなったが、それで打線が勢いづいたのか、5回の攻撃でエンゼルスは、この回先頭のネトがライトへと出塁すると、すかさず二盗を決めて好機を演出。
続くヒックスが歩き、さらにはバッテリーエラーも絡んで無死一、三塁となったところで、昨季、デビューから29試合連続出塁という華々しいデビューを果たしたシャヌエルが、センターへの2点タイムリーを放ち、3-0と、ドジャースを引き離しにかかった。また、エンゼルスは7回にも、ドージャーの四球を足がかりに、アデルの痛烈な左翼フェンス直撃タイムリーで1点を追加し、4-0。投げては昨季メジャーに昇格したばかりのビクトル・メデロスが3イニングで5三振を奪う力投を見せ、ドジャースに勝利することとなった。
“エンゼルスの顔”ともいうべき、生え抜きのスター選手であるトラウトは、先日も「俺はこのチームで勝ちたいんだ。ここでプレーオフに出たり、優勝を決めたりできるなら、安易な道を選ぶよりもデカい満足感があるからね。それが俺の考えだよ。」と語っていたが、こうしたエンゼルスの“意地”を感じさせる戦いぶりに、エンゼルスファンも大盛り上がり。ネット上では、「やっぱトラウト兄は偉大やな」「トラウト兄貴でチームがまとまっとる感じするよな」「このチームで勝ちたいんや!っていうトラ兄の気持ちがナインに伝わったんやろな」「これこそ俺たちのエンゼルス」「大谷くん、いつでも戻ってきてええんやで?」といった様々な反響が巻き起こることとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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