【スコティッシュ・プレミアシップ】ハーツ2-0セルティック(日本時間3月3日/タインカッスル・パーク)
爆速日本人対決が実現した。ハーツ対セルティックの一戦、カウンターの場面で田川亨介と前田大然の走り合いが起こったのだ。あまりに速すぎる二人のスプリント勝負に騒然とした。
84分、コーナーキック直後の場面、ハーツの田川は素晴らしいボール奪取で自陣のボックス外からドリブルを開始する。そのまま独走した元FC東京の選手はハーフウェイラインを超えて、追いついてきた味方選手にスルーパスを送った。本来なら得点シーンになってもおかしくないシーンだったがそれを阻んだのも日本人選手だった。
ボックス近辺から走り始めた前田だが圧倒的な走力で追いかけて田川にプレッシャーをかけつつ、最終的には相手選手のシュートシーンにも寄せてキックを狂わせたのだ。
これを受けてABEMA解説者のベン・メイブリー氏は「いい守備からのいいスプリントでした。前田大然と(田川)のスプリント勝負になったのですが、前田もよく83分走ってきた中でよくついていきましたね。田川選手もよくつなぎました」と両日本人を賞賛するコメントを残した。
なおこの日の試合は2-0でホームのハーツが勝利を収めており、現在2位のセルティックは首位レンジャーズとの勝ち点差を詰めることが出来なかった。日本人はこの2名以外に岩田智輝が先発、古橋亨梧が途中から出場しているが、スコアレスということもあり、得点に関与出来なかった。
(ABEMA/スコティッシュ・プレミアシップ)