【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース12-1ダイヤモンドバックス(3月10日・日本時間11日/グレンデール)
これが世界一奪還に燃えるチームの1番打者だ!大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場したスプリングトレーニングのダイヤモンドバックス戦で、大谷同様に好調を維持する1番ベッツがこの日も躍動。3打数3安打の固め打ちを見せた。特に3本目に放った内野安打は、ベッツの魅力が凝縮されたような一打といえるだろう。
ドジャースのトップバッターといえば、大谷・フリーマンと“MVPトリオ”の一角を担い、昨季は史上2位タイとなる12本の先頭打者アーチを放った最強のリードオフマン、ベッツ。MVPを獲得した2018年には3割30本30盗塁の「トリプルスリー」も達成し、昨年のWBCでは大谷翔平も「憧れるのをやめましょう」と言った際に名前を挙げたメジャーを代表する走攻守揃った万能プレーヤーだ。
今季もここまでオープン戦打率4割超えと順調な仕上がりぶりを見せるベッツは、この日も第1打席で強烈なレフト前ヒットを放つと、第2打席では一、二塁間を破るライト前ヒットで出塁。そして第3打席でも引っ張った打球が三塁線を襲った。強い当たりだったが、相手サードがこれを好捕。すぐさま一塁へ矢のようなボールを送る。
しかし、一塁を全力で駆け抜けたベッツが一瞬早く、間一髪セーフに。爆速で内野安打とした。リプレーを見ると、フルスイングを終えた瞬間からベッツがロケットのようなスタートを見せているのがわかる。そこから大きなストライドと手の振りでぐんぐんスピードに乗る様は、まるで短距離選手のようだった。
この様子に、SNS上でも「本当ベッツすごい!1番打者ってこういうことか…!って思う」といった賛辞が上がる。4年ぶりのリーグ優勝とワールドシリーズ制覇を目指すドジャースを、文字通り先頭に立って引っ張る存在だということがあらためて実感できるシーンだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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