【写真・画像】「化け物です」「将来楽しみ」“規格外の大器”、押し力士相手に圧勝 強者の表情にも注目「大物感ハンパない」 1枚目
【映像】たった2秒で…大の里の規格外の強さ

大相撲三月場所>◇二日目◇11日◇大阪・エディオンアリーナ

 “規格外の大器”として注目を集める前頭五枚目・大の里(二所ノ関)が、前頭六枚目・豪ノ山(武隈)を圧倒。「化け物です」「将来楽しみ」と称賛の声が相次いだほか、危なげなく勝利すると“強者の表情”を見せ、「大物感ハンパない」「ふれぶてしさすらある」といったコメントも寄せられた。

【映像】たった2秒で…大の里の規格外の強さ

 新入幕の先場所で優勝争いにも絡み、15番取って11勝4敗、いきなり2ケタ勝利の大台に乗せる快進撃で敢闘賞を受賞した大の里。番付を大きく上げて前頭五枚目で臨む三月場所では、初日にベテランの重量級力士、前頭六枚目・剣翔(追手風)を盤石の相撲で寄り切って白星を挙げ、さらなる飛躍に向けて好スタートを切っていた。

 二日目に大の里が対戦したのは、こちらも将来が嘱望される若手・豪ノ山。突き押しを得意とする馬力のある相撲でファンを沸かせてきた力士で、新入幕の令和5年(2023年)七月場所ではやはり2ケタ10勝を挙げて敢闘賞を受賞した期待のホープだ。

 平幕同士で注目の対決となった一番。取組前、ABEMAの解説で元関脇の豊ノ島は「大の里は将来性抜群ですし、豪ノ山も気持ちの良い相撲を取るので好きなんです。私の“推し力士”の対戦」と期待を膨らませながら語っていた。

 さらに大の里について、師匠で元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方が「強い」と語っていたエピソードを披露した豊ノ島。「いくら現役引退したとはいえ、出稽古に来た朝乃山を一蹴する二所ノ関親方。そんな親方が、大の里と稽古をすると負け越してしまうと言うんですよ」と明かすと、続けて「(大の里は)先場所の4敗のうち3敗は今場所の新大関、大関、横綱。あと負けたのは阿武咲だけなんです。そう考えると安定感も抜群」と太鼓判を押していた。

 声援の飛び交う好取組の一番は一瞬で決着がついた。立ち合い鋭い当たりをかましたのは豪ノ山。だが大の里は右肩から当たると豪ノ山の馬力を問題にせず、一気に前に出て寄り切り圧倒した。規格外の強さを見せた大の里は初日から2連勝となる白星。一方、敗れた豪ノ山は2敗目を喫した。

 完勝した大の里の取組を受け、解説の豊ノ島は「豪ノ山が下から圧力をうまくかけたら一気にいけるパターンもあるかなと考えていたんですけど……」と打ち明けつつ、「(大の里は)192センチの身長で、立ち合いあれだけ低く当たれたら、豪ノ山としても何もできないという感じでしたね」と感嘆していた。

 まだ髷も結えない若手力士の圧倒的実力に、ABEMAの視聴者からも「化け物です」「怪物すぎるw」「将来楽しみ」「脚長いのに安定感ある」「あの豪ちゃんが」「豪ちゃんだって強いのになぁ」と称賛の声が殺到。また勝利後には“強者の表情”も見せ、「目力もある大の里」「大物感ハンパない」「ふれぶてしさすらある」といったコメントも相次いでいた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)

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