【ブンデスリーガ】バイエルン8-1マインツ(日本時間3月9日/アリアンツ・アレーナ)
まさにゴールラッシュ、これぞバイエルン、締めくくりの一撃もまた、衝撃だった。ヨシュア・キミッヒの完璧なクロスを、レオン・ゴレツカがファーでヘッドで合わせる。チームの心臓2人で決めたゴールにはファンも「ホットラインきた!」と大興奮だった。
バイエルンが7-1と大量リードで迎えたアディショナルタイム92分、王者は手を緩めることなく、最後までゴールを狙いにいった。ヨシュア・キミッヒが右サイドの開いた位置でボールを受けると、ファーを目掛けてクロスを上げる。一度、中に入るフリをしてファーサイドに移動したレオン・ゴレツカは、マークを外して、ヘディングでネットを揺らした。
8点目となるゴール祭りは、高い運動量とプレーの質で「チームの心臓」としてけん引する2人のホットラインによってこれ以上ないフィナーレを迎えた。
このゴールにはファンも「ホットラインきた!」「キミッヒよくなってる」「キミッヒゴレツカきたー!」「地獄すぎる」「マインツは降格だな」と興奮が抑えられない様子だった。
この試合、ゴレツカは2ゴール2アシストの活躍でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。また、キミッヒはこの試合も中盤ではなく右サイドバックとしてプレーしたが、データサイト『Sofascore』によるとキーパス5本、ビッグチャンスクリエイト2回と素晴らしいスタッツを残している。まさに試合を締めくくるに相応しい2人のゴールだった。