<大相撲三月場所>◇四日目◇13日◇大阪・エディオンアリーナ
土俵際、絶体絶命の大ピンチの状況から、起死回生、予想外の大逆転劇。物言い協議は3分を超えて行われたが、軍配通りの白星に館内は拍手喝采。勝負が決した瞬間には、興奮した観客の「キャー」と悲鳴にも似た声が館内に響いた。
序二段六十八枚目・富士の輝(尾上)が序二段六十九枚目・朝童子(高砂)に見事なうっちゃりを決め、土俵際で逆転勝利した。3分半も物言いが続く際どい決着となったが見事白星を挙げ、ファンは「おおおw」「きれいなうっちゃり」と喝采を送った。
立ち合い八艘飛びのように左にジャンプした朝童子。対する富士の輝は鋭く当たって押し込んだが、すぐに両上手を取られてまわしを奪われる展開に。苦しい体勢となった富士の輝は土俵際まで追い詰められたものの、そのまま寄り切られるかに見えた次の瞬間、脅威の粘りでうっちゃりに出た。予想外の大逆転に、館内には「キャー!」と悲鳴が飛び交った。
行司軍配は富士の輝に上がったものの、土俵際で際どかったこともあり、物言いがつくことになった。審判団の協議は実に3分半にもおよんだが、協議の結果、「(富士の輝の)かかとが残っていたかの確認」とアナウンスされ、残っていたため軍配通り富士の輝の勝ちとなった。富士の輝は1勝目。敗れた朝童子は2敗目を喫した。
富士の輝の巧さが際立つ土俵際でのうっちゃりに、ABEMAの視聴者からは「おおおw」「粘ったな」「きれいなうっちゃり」と称賛の声が相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?