<大相撲三月場所>◇四日目◇13日◇大阪・エディオンアリーナ
幕下十八枚目・東俊隆(玉ノ井)と幕下十九枚目・峰刃(錣山)が約1分の激闘を繰り広げた一番、勝った東俊隆の髷がほつれて綺麗な“ポニーテール”になる珍場面があった。花道を下がる際は東俊隆の鍛え抜かれた筋骨隆々な体も注目を集め「僧帽筋やっば」「気持ちも内容もいい」など、心技体でファンを魅了した。
身長174センチ・体重97.6キロの東俊隆に対し、峰刃は188.5センチ・147.2キロ。体重差49.6キロの対決は立ち合い、小柄な東俊隆が突き上げるように勢いよく当たると、すぐに潜り込んで両まわしを奪取。果敢に攻める東俊隆はその後、素早く右の下手投げを打ち、客席からは「おおー!」とどよめきが起こった。
しかし決められず、白熱した一番は途中、右四つに組んで両者やや足が止まると、館内は拍手に包まれた。取組は約1分におよんだが、最後は東俊隆が鮮やかな内掛けを決めて峰刃の一回り大きな体を転がした。会場には大歓声が響いた。勝った東俊隆は1勝目、敗れた峰刃は2敗目を喫した。
取組を終えると、激しい一戦を物語るように東俊隆の髷がほつれており、まるでポニーテールのような状態となっていた。珍しい光景に、ABEMAの視聴者からは「ポニテw」「揺れるポニテ」の声が続出。その後、勝ち名乗りを受けてからしっかりと礼をして筋骨隆々な東俊隆が花道を下がると「僧帽筋やっば」「気持ちも内容もいい」といった声も相次いだ。(ABEMA/大相撲チャンネル)