【ブンデスリーガ】バイエルン8-1マインツ(日本時間3月9日/アリアンツ・アレーナ)
それは、完全なる回し蹴りがクリーンヒットした瞬間だった。鮮やかなキックを食らってしまったのは、バイエルンが誇る世界最高峰のDFアルフォンソ・デイヴィスだ。結果、唇から血を流し、無念の途中交代となった悲劇のシーンにはファンも無事を祈っていた。
悲劇のシーンが起きたのは14分のことだった。バイエルンのサイドバック、アルフォンソ・デイヴィスがロングボールに反応すると、その際に競り合ったマインツのシルヴァン・ヴィドマーの足が、顔面を直撃してしまったのだ。リプレイ映像が映し出されると、カナダ代表DFの唇からは流血しており、これにより無念の途中交代を強いられてしまった。
これに実況・西岡明彦氏も「口を切っただけではなく頭を気にしていました。脳震盪もあったかもしれません」というコメントを残したが、痛々しいシーンにはファンからも心配する声が挙がっていた。
左膝内側側副靭帯損傷で1カ月弱の間戦線離脱していたデイヴィスにとっては、リーグ戦では故障明け2戦目で再び途中交代という残念な結果となってしまった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)