精根尽き果てベテラン巨漢力士が土俵下にゴロリ落下…相手力士の“美しき労い”に館内のざわめきが一転、拍手と歓声に包まれる 大相撲 2024/03/16 08:50 拡大する <大相撲三月場所>◇六日目◇15日◇大阪・エディオンアリーナ 熱戦を繰り広げた前頭八枚目・高安(田子ノ浦)と前頭十枚目・御嶽海(出羽海)の一番。敗れた高安が精根尽き果て土俵下に転がると一時館内騒然となったが、御嶽海が手を差し伸べる気づかいを見せたことで一転、拍手と歓声に包まれる一幕があった。【映像】拍手と歓声が起こった“美しき労い” 34歳の高安と31歳の御嶽海、ベテランの元大関同士の対決となった一番は、死力を尽くした長い相撲となった。立ち合い後、まず優勢だったのは高安。突っ張ってから引いた御嶽海が押され気味だったが、突き押しの激しい展開となると、その後、頭四つに組んでこう着状態に陥り、客席からは拍手が沸き起こった。 続きを読む