【ラ・リーガ】ソシエダ 2-0 カディス(日本時間3月16日/アノエタ)
ソシエダFW久保建英の左足から放たれた芸術的なクロスに観客はどよめいた。日本代表FWがCKからピンポイントでクロスを供給したのだ。このプレーでゴールネットを揺らすことはできなかったが、「久保いいキックだったけどなぁ」と視聴者は称賛している様子だった。
ソシエダが1-0でリードして迎えた42分のCKの場面、久保建英が芸術的なクロスを放った。日本代表FWは左足を振りぬき、ボールはインスイングの美しい軌道を描いてル・ノルマンのもとへ届く。フランス生まれのDFは、相手選手が寄せきれず、ほぼ競り合う相手がいない状況でこのクロスを頭で合わせた。しかしボールは無情にも枠外へ。追加点のチャンスを逃したル・ノルマンはピッチに倒れ、悔しさを隠しきれなかった。
久保が見せた、あわやアシストという美しいピンポイントクロスに視聴者は「久保くんのキックからヘディング惜しかったーw」「久保いいキックだったけどなぁ」「ルノルマン!!!!!」と正確なキックを称賛するとともに、追加点の決定機を逃して悔しがっている様子だった。
久保はフィジカル面の問題で前々節、前節と2試合続けて出場がなかったが、今節はリーグ戦22試合目の先発出場を果たして持ち味を存分に発揮した。チームは9試合を残して6位と、ヨーロッパカップ戦の出場権を争っている状況だ。シーズンも終盤に差し掛かり、重要な試合が増えてくる中で大黒柱としてチームをけん引していくことを予感させるワンプレーだった。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)