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【映像】初優勝を振り返る佐々木NHK杯の表情

 将棋佐々木勇気八段(29)が、3月17日に放送された第73回NHK杯で藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に勝利し、初優勝を飾った。この日は、栃木県日光市で行われていた第49期棋王戦コナミグループ杯五番勝負第4局の現地大盤解説会に参加。ABEMAの中継に出演した佐々木八段は、NHK杯優勝について触れ「棋士人生の中で忘れられない日になった」と喜びを噛みしめていた。

【映像】初優勝を振り返る佐々木NHK杯の表情

 佐々木八段は、2010年10月にプロデビュー。2013年には若手を対象とした加古川青流戦を制し次世代のタイトルホルダーとして常に注目を集める存在だったが、棋戦優勝からは遠ざかっていた。今期のNHK杯は、決勝戦で前年に続き藤井竜王・名人と激突。前期の雪辱を果たすべく渾身の角換わり研究をぶつけ、藤井竜王・名人を圧倒。169手で勝利を手にし、悲願の一般棋戦初優勝を飾った。

 決勝放送日となったこの日、佐々木NHK杯は棋王戦第4局が行われている栃木県日光市の「日光きぬ川スパホテル三日月」で大盤解説を担当。解説の合間にABEMAの中継に出演すると、スタジオの解説から初優勝祝福の言葉が贈られた。

 最初ははにかんだ表情の佐々木八段だったが、「本当に嬉しくて、棋士人生の中で忘れられない日になりました」と徐々に笑顔に。「あまりに優勝の経験がなさすぎて、優勝トロフィーって持ち帰ることができると思っていたんです。実際は持って帰れないので、写真を撮りそびれてしまって…」とのウラ話を明かした。

 さらに、佐々木NHK杯は「優勝トロフィーは重かったです」と、優勝者しか知らないその重みを報告。視聴者からは「おめでとうございます!」「すごいことだよな」「嬉しいですよね」「よかったなあ」「素直でかわいいなあ」「勇気よくやったぞ」「いい顔してる」「涙出る」と初優勝を祝うコメントが殺到していた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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