【MLB・練習試合】パドレス1-0韓国代表(3月17日/ソウル)
衝撃度が一目でわかる映像だ。1回2死満塁から、韓国の先発ムン・ドンジュの投げた96マイル(154.5キロ)が捕手のミットに収まることなく球審のマスクを直撃。あまりの衝撃に球審がその場にへたりこんでしまうアクシデントが発生したが、ボールがマスクに直撃する瞬間を搭載していたカメラがはっきりと捉えていた。
立ち上がりから制球の定まらなかったムン・ドンジュは、2死ながら満塁のピンチでプロファーを打席に迎えた。練習試合とはいえ、メジャー関係者が多く見ている試合でもあり、20歳のムン・ドンジュからしても将来のメジャー挑戦に向けていいところを見せたい場面だったろう。初球、96マイルと力強いストレートを投げ込んだが、軌道は上に外れてボールゾーンへと向かっていった。
とはいえ、そこまで大きく外れたわけでもなく、捕手がなんなくキャッチするかと思いきや、サイン違いでもあったのか、なぜか捕球することができず、軌道を覗き込んでいた球審のマスクに直撃してしまうというアクシデントが発生した。
体にボールが当たることなど日常茶飯事の球審だが、ファウルなどではなく投げた球がマスクに直撃するのは非常に珍しいこと。あまりの威力に、球審もその場にへたり込んでしまうと、側にいたパドレスに選手やトレーナー、さらには他の審判も駆けつけ、球場は一時静まり返ってしまった。
この試合、球審には打席での迫力あるシーンを伝えようと、マスクにカメラが備え付けられ、投球の軌道やバットスイングなどが収められていたが、直撃シーンではボールが当たったと思われる瞬間に映像もフリーズ。車載カメラが交通事故を伝えるような、衝撃映像になっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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