【写真・画像】 1枚目
【中継】鈴木大介、怒涛の正面突破なるか!?

 Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」3月18日の第1試合に出場する4選手を発表した。BEAST Japanextの鈴木大介(連盟)は、アマチュア時代から活躍しプロ1年目でMリーガーになったが、このシーズン最終盤でチームの生き残りがかかる大事な試合を任された。相手は数々のタイトルを獲得してきた強者ばかり。将棋のプロでもある勝負師の魂を燃やして、正面突破を試みる。

【中継】鈴木大介、怒涛の正面突破なるか!?

 BEAST Japanextはリーグ7位で、ボーダーラインまで104.4ポイント差。直接対決がなければ1試合でひっくり返すのは難しいが、逆に6位のEX風林火山がいない卓でデイリーダブルを決められれば、不在の間に抜き去ることができる。常に大きなトップを狙って突き進んできた“ブルドーザー”だけに、終盤になっても手が縮むことはない。太い左腕で、値千金のツモを決めれば、流れも大きく変わっていく。

 奇跡の大逆転にトップを譲れないのはセガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)。チームは最下位に沈み、ボーダーラインまで286.7ポイント。残り6戦、自力で埋めようとするなら最低でも4勝かつ6戦連続で連対するぐらいの快進撃が必要だ。醍醐も痛いところでのラスを悔いるシーンも多く、このまま終わってしまうわけにもいかない。

 5位の渋谷ABEMASからは多井隆晴(RMU)が出る。個人成績はわずかにマイナス。さすがに2シーズン続けてマイナスで終わっては「最速最強」「麻雀星人」の異名が曇ってくる。最近では試合中に見せる表情もさらに豊かになりエンタメ性もアップ。強くて面白い、そんな最強雀士が、憎たらしいほど強い麻雀を見せる時だ。

 爽やかイケメン雀士として、昨シーズンよりはっきりと人気が出たU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)。注目をされるのも、やはりMVPを争おうかという好成績があってこそだ。現在、チームメイトの瑞原明奈(最高位戦)にわずかな差で個人首位を譲っているが、気持ちのいい勝利で首位奪還し、シーズン最終盤を迎えたい。

【3月18日第1試合】

渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)個人17位 ▲0.3
セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)個人28位 ▲139.0
BEAST Japanext・鈴木大介(連盟)個人16位 +9.5
U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)個人2位 +297.1

【3月15日終了時点での成績】

1位 U-NEXT Pirates +511.1(88/96)
2位 赤坂ドリブンズ +372.9(90/96)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +241.1(88/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +173.6(88/96)
5位 渋谷ABEMAS +25.9(90/96)
6位 EX風林火山 ▲169.6(90/96)
7位 BEAST Japanext ▲274.0(88/96)
8位 セガサミーフェニックス ▲424.7(88/96)
9位 TEAM雷電 ▲456.3(90/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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