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【中継】永瀬九段VS伊藤七段 注目の挑戦者決定戦(生中継中)

 将棋藤井聡太叡王(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、21)への挑戦者を決める第9期叡王戦挑戦者決定戦が3月19日に行われ、永瀬拓矢九段(31)と伊藤匠七段(21)が現在対局中だ。永瀬九段の先手で角換わりの戦型となった一戦を制し、藤井叡王への“再戦”を決めるのはどちらか。

【中継】永瀬九段VS伊藤七段 注目の挑戦者決定戦(生中継中)

 永瀬九段は、2009年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:7期)、順位戦A級(A級:3期)。タイトルは叡王1期、王座4期の通算5期。将棋界でも屈指と言われる豊富な研究量を誇り、対局でも「負けない将棋」に徹し千日手や持将棋もいとわない。2月10日に行われた朝日杯将棋オープン戦を制し、初優勝を飾った。昨秋の王座失冠からの復調も口にしており、勢いそのままにタイトル戦への復帰と叡王奪還を目指したい。

 伊藤七段は、2020年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:1期)、順位戦C級1組。棋戦優勝は新人王戦で1回。2023年度には竜王戦七番勝負、棋王戦五番勝負と2つのタイトル戦に挑戦したが、いずれも同学年の藤井叡王に退けられた。本局を制し、3度目のタイトルの舞台に上がるべく強敵撃破に臨んでいる。

 両者は前期の竜王戦挑戦者決定三番勝負でも激突しており、対戦成績は永瀬九段の1勝、伊藤七段の4勝。研究仲間で互いをよく知る間柄だ。対局開始から異例の超スピードで指し進められ、盤上はすでに終盤戦も目前。消費時間の差も注目ポイントだ。譲れぬ大勝負で白星を手にし、藤井叡王に“再挑戦”を決めるのはどちらか。持ち時間は各3時間。

【昼食の注文】

永瀬拓矢九段 キーマカレー、パッションフルーツラッシー
伊藤匠七段 ビーフカレー

【昼食休憩時の残り持ち時間】

永瀬拓矢九段 2時間39分(消費時間21分)
伊藤匠七段 1時間23分(消費1時間37分)

ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】第9期 叡王戦 挑戦者決定戦 永瀬拓矢九段 対 伊藤匠七段
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