【セリエA】インテル 1-1 ナポリ(日本時間3月18日/ジュゼッペ・メアッツァ)
疑惑の判定が物議を醸している。インテルのFWマルキュス・テュラムがナポリのDFアミル・ラフマニにボックス内で倒れたシーンについて、様々な議論が起こっているのだ。ラフマニ本人は倒れたテュラムに対して「ふざけるな!」といった表情で立たせようとリアクション。インテル・ファンはPKを、ナポリ・ファンはシミュレーションを主張する事態となった。
問題のシーンは88分に発生。スルーパスに抜け出してボックス内に入ったテュラムがトラップをすると、ラフマニが身体を入れて対処。左足首を抑えて倒れ込んだテュラムに対して、ラフマニは「こんなんで倒れるな!立ちやがれ!」と言わんばかりに無理やり立たせようとしていた。
このシーンについては、PKかシミュレーションかで意見が分かれることになる。元国際審判のマッテオ・トレフォローニ氏は、ファウルなしの判定を支持。「非常に優れた効果的な決定。VAR担当はラフマニがボールにアタックしたことを主審に告げた。だからファウルが無かったことになる」との見解を示した。
しかし、インテル・ファンはテュラムがボールよりも先に足を蹴られていたとする画像や動画などをSNSに投稿して反論。「明らかに足を蹴られてる」「これでPKなしは笑うしかない」「理不尽だ」など誤審を指摘する声が起こっている。
試合は1-1で終了し、インテルの連勝記録が10試合で止まっただけに、インテル・ファンはとりわけ判定にストレスを溜めているようだ。
(ABEMA de DAZN/セリエA)