【セリエA】フロジノーネ 2-3 ラツィオ(日本時間3月17日/スタディオ・ベニート・スティルペ)
日本代表MFのテクニックにサポーターが興奮した。ペナルティーエリア内でボールを受けたラツィオの鎌田大地は、細かいボールタッチで相手2人を翻弄して決定機を演出。これには視聴者からも「やっぱりずば抜けてうまい」の声が上がった。
フロジノーネ戦で86分から途中出場した鎌田は、90+8分に決定機を演出する。MFルイス・アルベルトからのスルーパスに反応してペナルティーエリア内に侵入すると、繊細なボールタッチと魅惑のステップで相手2人を翻弄。FWタティ・カスティジャノスへとラストパスを送った。アルゼンチン人FWのシュートは浮いてしまい枠の外へ飛んだが、鎌田が頭を抱えて悔しがるほど決定的な場面だった。
これにはファンからも、「鎌田のパスは良かったと思う」「うますぎや」「やっぱ上手いわ」「やっぱりずば抜けてうまいけど、シュート打ってよ」などの声が上がった。
ラツィオ入団1年目の鎌田は、苦しいシーズンを過ごしている。開幕当初はスタメンを張ったが、中盤戦以降は完全にバックアッパーだ。1〜2月のアジアカップに続き、この3月の日本代表にも招集されなかった。
ただ、ラツィオはマウリツィオ・サッリ監督が辞任し、暫定監督の下で戦ったこのフロジノーネ戦から2日後の3月19日にはイゴール・トゥドールが新監督に就任。新たな指揮官の下、鎌田は再びレギュラーの座を掴めるか。注目される。
(ABEMA de DAZN/セリエA)