仲間の期待を背負うはずが、呪いを背負った?プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」3月19日の第1試合に出場したKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)が、試合前の恒例行事で仲間から激励されたが、不調の選手からかけられた思わぬひとことに「なんか、やだ~」と身悶えする珍場面があった。
今シーズン、チームの勝ち頭になっている岡田は、自身初のMVPも本人以上に周囲が期待するところ。既にチームはセミファイナルシリーズ進出をほぼ手中に収めており、レギュラーシーズン最終盤は個人成績にこだわってもいい状況になっていた。
のびのび打てる岡田だが、試合前にはいつも通りチームメイトに背中に張り手をもらって気合を入れるルーティン。「やるよ~、やるよ~」とテンションを高めていた岡田に、リーダー内川幸太郎(連盟)がまず一発。続いて渋川難波(協会)が岡田の背後に回ったが、ここで「お願いします!ダブルリバーの仇を!」と、調子が上がらない内川・渋川の分まで頑張ってほしいと声をかけた。
ところが岡田は、渋川の張り手直後に「なんか、やだ~!」と身悶え。「今のちょっといらんかも。なんか呪いが入った」と苦笑いし、周囲からは爆笑が巻き起こった。すると最後に堀慎吾(協会)が普段以上に強めの一発。「あー!痛っ!ゴホゴホッ」とむせた岡田だったが、これがよかったのか「今ね、祓われた。さっきまで邪気があった」とスッキリした表情だった。
最後の一発が効果を発揮したのか、岡田はオーラスで1人ノーテンながらぎりぎりで逃げ切りトップを決め、MVPに向けてさらに近づくことに成功していた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)