【写真・画像】 1枚目
【映像】玉鷲、“鉄人”パワーで0.1%の妙技炸裂(10日目ハイライト)

大相撲三月場所>◇十日目◇19日◇大阪・エディオンアリーナ

 “鉄人”の異名を持つ幕内最年長力士の前頭七枚目・玉鷲(片男波)が、前頭十三枚目・美ノ海(木瀬)を相手に持ち前のパワーを発揮。珍手で下して4勝目を挙げた。日本国籍を取得したことも話題の玉鷲による、発生割合0.1パーセントの妙技に、ファンも「日本人初日」「なんだこの39歳」と祝福と驚きの声を上げた。

【映像】玉鷲、“鉄人”パワーで0.1%の妙技炸裂(10日目ハイライト)

 今年40歳を迎える“角界の鉄人”のパワーが炸裂した。平成16年(2004年)一月場所の前相撲で初土俵を踏み、ここまで休場知らずの連続出場を続けている玉鷲。九日目を終えた時点で通算連続出場数は1592回と史上2位の記録で、まさしく“鉄人”の名がふさわしい力士だ。19日には日本国籍を取得したことが官報に告示されたことも話題を呼んだ。

 そうしたなか十日目の取組では、立ち合い左からの強烈なおっつけで攻めると、美ノ海に前まわしを引かれるも、かまわず出ていき勝利。決まり手は“極め倒し”で、日本相撲協会の公式サイトによれば発生割合0.1パーセントの非常に珍しい特殊技である。勝った玉鷲は4勝目。敗れた美ノ海は5敗目を喫した。

 取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元前頭の豊山は「美ノ海さんも前みつを取ってなんとかしようとしているんですけどね」とコメント。続けて「(玉鷲は)左を取られてどうかなと思ったんですけど、落ち着いていましたね。逆に美ノ海さんは出し投げを打つなり崩すなりして動かしたかったです」と解説した。

 年齢を感じさせない玉鷲の“鉄人パワー”に、ファンも「最高っス」「なんだこの39歳」「39歳の身体じゃねーな」「これがアラフォーの相撲か」「まだまだいけますな」と称賛の声を寄せたほか、日本国籍取得後の勝利に「おめでとう」「日本人初日」と祝福のコメントも相次いだ。(ABEMA/大相撲チャンネル)

【映像】玉鷲、“鉄人”パワーで0.1%の妙技炸裂(10日目ハイライト)
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