常識破りな筋力を発揮し、たびたび周囲を驚愕させているマッシュ・バーンデッド(CV:小林千晃)。アニメ「マッシュル-MASHLE-」第11話では、敵のラブ・キュート(CV:古賀葵)がマッシュにキレキレのツッコミを入れまくり、視聴者の笑いを誘った。
アニメ「マッシュル-MASHLE-」は、「週刊少年ジャンプ」で2023年7月まで連載していた甲本一氏による人気漫画が原作。魔法を使えない主人公のマッシュが、魔法学校に入学し、鍛え上げた筋力のみでトップを目指す“アブノーマル魔法ファンタジー”だ。
マッシュが通うイーストン魔法学校では、最も優秀な学生である“神覚者”に選ばれるために級硬貨を集める必要がある。第11話では、神覚者を目指すマッシュと、級硬貨狩りをしている“七魔牙(マギア・ルプス)”のアベル・ウォーカー(CV:梅原裕一郎)が対峙した。するとそこに七魔牙のメンバーであるラブが通りかかる。
たまたまマッシュとアベルの戦いに出くわしてしまったラブは「はうあ! アベル様とキノコ頭がやり合っとる! タイミングミス!」と嘆きつつ、その場を離れることができない。酸の入った人形たちでマッシュに攻撃を仕掛けるアベルに対し、マッシュは落ちていた人形の頭を拾い、迫りくる人形たちに投げた。頭が先頭の人形にヒットすると後ろに続いていた人形も次々と倒れていく。物陰から見ていたラブは「はわわわ! 一投で酸の人形を触れずに!?」と驚きながら「ボウリングみたいになってるぅぅぅ!」と甲高い声で的確な説明セリフを叫んだ。
アベルが次の一手を繰り出すと、ラブは「終わった!」とアベルの勝利を確信。しかしマッシュはその人形すら一瞬で破壊し、その迫力にラブは涙声で「実家に帰ろうかな……」と漏らす。その後も「あばばば…戦争だああ!」と震えたり、「いや懐に直でシュークリームは入れないだろ普通」とツッコんでみたり、「うちは見てたんや……」となぜか関西弁でバトルの解説を始めるなど、戦いの脇でラブのキレキレなコメントが炸裂。ネット上は「ラブちゃんおもろ笑」「声が付くと一段と良い」「ツッコミ芸人になれるよ」「ナイスなツッコミの嵐で草」と盛りあがっていた。
コミカルなツッコミや解説に笑いを誘われる第11話だが、マッシュとアベルのバトルシーンも見どころ。特にマッシュが、アベルの巨大な人形と筋力のみで戦う場面は迫力満点だ。第11話は、手に汗握るバトルとギャグの塩梅が絶妙な回に仕上がっていると言えるだろう。
(C)甲本一/集英社・マッシュル制作委員会







