【MLB】パドレス2－5ドジャース（3月20日／ソウル）
メジャーで活躍するドジャース・大谷翔平投手とパドレス・ダルビッシュ有の直接対決に、イチローが憧れたというレジェンド選手が球場に駆けつけた。ところがその姿はVIPとしてのスーツでもなければユニフォームでもなく、なんとカメラマンだった。
大谷は昨季、エンゼルスで二刀流として活躍し、2度目のMVPと初の本塁打王を獲得。今季は右肘手術の影響から打者に専念するが、その分キャリアハイとなる本塁打数、さらには走力アップによる盗塁数の増加を狙い、早くも「40-40」の達成なるかという声が聞かれている。またダルビッシュは日米通算200勝にあと4勝と迫り、さらにメジャー通算2000奪三振も、シーズン中にクリアすると言われている。その2人が他の球団より一足早く、韓国で開幕戦を行うということもあって、日米韓の野球ファンから大注目となっていた。
日米通じて初対決に注目が集まる中、中継映像で不意にカメラマンがテロップつきで紹介された。誰かと思えば、実は1990年代から2000年代に大活躍した名外野手のケン・グリフィーJr.だ。本塁打王4回、打点王1回、MVP1回をはじめ、数多く表彰され、通算本塁打数も630本と歴代7位の数字だ。引退後、カメラマンとしてデビューし、野球に限らず様々なスポーツの撮影を行っている。
かつてイチローが憧れの選手として名を出したことで、日本でも有名になったレジェンド選手だけに野球ファンの間でも知名度は抜群。それでもカメラマンに転身したことを知る人はそれほど多くなかったようで、この試合を中継していたABEMAのコメント欄は「レジェンドおるやん」「カメラマン？」「写真が趣味とはきいてたけどｗ」と大盛り上がりだった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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