<大相撲三月場所>◇十二日目◇21日◇大阪・エディオンアリーナ
序二段三十三枚目・颯雅(二子山)の“深い礼”に称賛の声が集まった。大相撲の基本である“礼に始まり礼に終わる”を体現する振る舞いに、「ええやん」「深い礼がいいね」と好感を抱くファンが相次いだ。
十二日目、序二段三十一枚目・筑波山(立浪)と対戦した颯雅。今場所ではここまで5番取って3勝2敗としており、勝ち越しのかかる一番となった。
花道から入ってきた颯雅は、落ち着いた足取りを見せると、深々と頭を下げて一礼。さらに土俵下の審判の前を通る際も丁寧にお辞儀をしてから所定の位置へ進んでいった。
取組では立ち合いもろ手を出して当たると、休まず前に出続ける攻めを展開。そのまま相手に何もさせず一方的に押し倒して見事に勝ち越しを決めた。颯雅は4勝目。敗れた筑波山は3敗目を喫した。
取組後、相手と向かい合った颯雅は深々と90度近く頭を下げ、勝ち名乗りを受けて再度お辞儀をすると、土俵を降りて花道を下がる際も丁寧な礼を行なっていた。
まさに大相撲の基本である“礼に始まり礼に終わる”を体現する颯雅の所作に、ファンも「ええやん」「深い礼がいいね」と称賛の声を寄せたほか、勝ち越しを決めると「おめでとう!」「よしよし」「ナイスゥ」と祝福するコメントも相次いだ。
颯雅は埼玉県秩父郡小鹿野町出身、平成15年(2003年)生まれの21歳。平成30年(2018年)五月場所の前相撲で初土俵を踏んだ。最高位は令和4年(2022年)十一月場所の三段目五十八枚目。今後の活躍に期待したい。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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