Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」3月26日の第1試合に出場する4選手を発表した。リーグ7位のBEAST Japanextは、6位のEX風林火山と139.5ポイント差。最終日に直接対決を残しており、それまでにこれ以上の差は広げたくないところだ。
【中継】BEAST Japanext、逆転セミファイナルへ生き残れるか?
今期から参戦したBEAST Japanextにとって、1年目のレギュラーシーズンが間もなく終了。一時はリーグ最下位に沈み、壁を感じる時間も長くなっていたが、年明けから状況は好転。確実にマイナスポイントを減らしていき、絶望視する人も多かった中、最後までセミファイナルシリーズ進出争いに食らいついた。ここまで来たら1年目からポストシーズンに進みたい。鈴木大介(連盟)は今期一番、結果にこだわる日だ。
大きく沈んだ2チームは誇りをかけた戦いだ。リーグ8位のTEAM雷電は今期、初の優勝を目指すと強い気持ちを持って臨んだが、突出してプラスを築ける選手も生まれず、全体的に苦戦したシーズンになった。チームとしてはシーズン最終日。瀬戸熊直樹(連盟)はどれだけ「おもしろい麻雀」をファンの心に刻めるか。
セガサミーフェニックスも、わずかにプラスは魚谷侑未(連盟)1人だけで、他の3選手が3ケタマイナスでは、さすがに先のステージには進めない。新体制で臨んだ1年目だったが、いろいろと課題が残るシーズンにもなっただろう。東城りお(連盟)も、最後まで応援してくれたファンのために、しっかりとした麻雀を見せて終わりたい。
KONAMI麻雀格闘倶楽部は、わずかにプラスポイントがあり、セミファイナル進出が危ぶまれる状況ではないものの、うっかり同日で2連敗、3ケタマイナスまで落ち込むようなことがあれば、下位チームから逆転のターゲットにされかねない。大事なのはボーダーラインまでに1つでもチームを挟んでおくこと。高宮まり(連盟)はリーグ6位への転落だけは絶対に避けなくてはいけない。
【3月26日第1試合】
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)▲132.2
セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)▲165.2
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)個人17位 ▲17.2
BEAST Japanext・鈴木大介(連盟)▲41.7
【3月25日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +737.5(94/96)
2位 赤坂ドリブンズ +394.9(94/96)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +216.3(94/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +13.3(92/96)
5位 渋谷ABEMAS ▲0.7(94/96)
6位 EX風林火山 ▲114.9(94/96)
7位 BEAST Japanext ▲254.4(92/96)
8位 TEAM雷電 ▲440.2(94/96)
9位 セガサミーフェニックス ▲551.8(92/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)