【MLB】マリナーズ1－0レッドソックス（3月29日・日本時間30日／シアトル）
レッドソックスの吉田正尚外野手が「3番・DH」で開幕から2試合連続スタメン出場した試合で、あとわずかで長打となりそうな特大ファウルを放った。前日の開幕戦で今季初安打となるツーベースを記録していた日本の安打製造機がらしさを見せた場面だ。
3月29日（日本時間30日）にシアトルで行われたマリナーズvsレッドソックスの一戦。吉田は第1打席目を四球、第2打席を内野ゴロに打ち取られて迎えた第3打席、両チーム無得点の6回表、2死走者なしの場面で大きな可能性を見せる一打を放った。
初球だった。相手ピッチャーが投じた95マイル（約152.9キロ）のシンカーを捉えると、打球はレフト方向へぐんぐん伸びていく。しかしあと少しのところでラインを割る特大のファウルとなった。走り出していた吉田は、一塁を回ったところでファウルの判定を受け打席へと引き返していった。この時の吉田は、悔しさを派手に表に出すわけでもなく、やや口角を上げただけのポーカーフェイスを見せていた。
打ち直しに期待したいところだったが、2球で追い込まれると最後は低めへのナックルカーブにバットは空を切り空振り三振に倒れている。吉田はこの日、第4打席でセンター前ヒットを放った3打数1安打。チームは0－1で敗れるも、吉田は開幕から2試合連続でヒットをマークするなど、メジャーリーグ2年目も上々の滑り出しとなった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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