【MLB】レンジャーズ11-2カブス(3月30日・日本時間31日/テキサス)
カブスの鈴木誠也が「2番・ライト」で先発出場した試合で、大谷翔平のエンゼルス時代の同僚でもあるジャレド・ウォルシュがレンジャーズ移籍後初打席で初アーチを放ち、日本のファンを喜ばせた。
2回表、カブスのダンスビー・スワンソンの2ランで先制を許したレンジャーズ。前年ワールドシリーズチャンピオンのレンジャーズは2回裏にすぐさま反撃に転じた。打撃好調の6番打者ワイアット・ラングフォードが先発カイル・ヘンドリックスから10球粘ってレフト前に運ぶと、続く打者はウォルシュだ。
ウォルシュは2021年に前半戦だけで20本塁打を放ってブレイクし、大谷と共にチームをけん引したスラッガー。だが、翌年から成績を落とし、2023年は開幕を故障者リストで迎えて途中解雇になってしまった。ゲスト解説を務めたオカモト“MOBY”タクヤ氏によると、ウォルシュは新型コロナウイルスの影響で不眠症を患っていたという。
今季からレンジャーズに移り、マイナー契約スタートだったウォルシュはこの場面が移籍後初打席。無死一塁のチャンスで打席が回ってきたことでABEMA視聴者は、「俺たちのウォルシュ!」「わしのウォルシュ!」「ウォルシュきたあああ」と即座に反応した。
日本のファンの想いが届いたのか、ウォルシュはヘンドリックスが投じた低めのチェンジアップをすくい上げると、高い放物線を描いたボールはライト・鈴木誠也の頭上をはるかに越える414フィート(126メートル)の豪快2ランとなった。
移籍後の初打席での初ホームランに、ABEMA視聴者は、「いったあ」「きたー!! ホームラン!!!」「これぞウォルシュよ」「よかったね」「マジ泣く」など、ウォルシュの復活を喜ぶコメントが多く寄せられている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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