【ブンデスリーガ】ボーフム 2-2 ダルムシュタット(日本時間4月1日/ヴォノビア・ルールシュタディオン)
浅野拓磨に訪れた絶好のチャンスだったが、痛恨のトラップミスを犯してしまった。ボーフムの日本代表FWはゴール前の決定機でパスを受けるところまでは完璧だったものの、その後はイメージ通りにいかず。これにはファンも「惜しい」と悔しがった。
注目のシーンはボーフムが2-1とリードして迎えた73分だった。攻めるボーフムは敵陣左サイドからスローインで攻撃を開始。FWモリッツ・ブロシンスキがヘディングで逸らし、受け取ったクリストファー・アントウィ・アジェイがドリブルで持ち込もうとするも、2人に囲まれボールロスト。そこで再びモリッツ・ブロシンスキがこぼれを拾うと、その瞬間、最前線で浅野が鋭い動き出しを開始したのだ。
膨らみながらDFとの距離をとってボールを要求すると、イメージ通りにパスを受けることに成功。しかし、ファーストタッチをミスしたことでボールがボックス右方向へと流れ、角度のないところからのシュートは相手GKにセーブされてしまった。
このビッグチャンスにABEMA視聴者は「惜しい」「トラップながれとる」「ゴールが右にズレろよ」「ああ」「もったいねー」「なんやそれそれ決めないで何キメるの」「どんどん撃っていこう」と悔しがる声やトラップミスに対しての厳しいコメントが寄せられた。
試合はボーフムが2点を先行するも、31分と71分に失点を許し2-2の引き分けで終了。84分までプレーした浅野は得点こそ奪えなかったが、自慢のスピードを活かし攻守において精力的に回った。裏抜けやスプリントは目を見張るものがあるだけに、残りのシーズンでの2桁ゴールに期待したいところだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)