【ブンデスリーガ】ボーフム 2-2 ダルムシュタット(日本時間4月1日/ヴォノビア・ルールシュタディオン)
ボーフムFW浅野拓磨が、おしゃれなヒールパスを見せた。日本の“ジャガー”が、ドリブルで駆け上がるチームメイトから受けたボールをヒールパスでワンツー。サムライブルーのストライカーの意外なプレーに、ファンが盛り上がっている。
11分、ボーフムDFフェリックス・パスラックが右サイドをドリブルで駆け上がると、中央から右サイドに流れた浅野へパスを出した。日本の快速アタッカーは、自身の動き直しにより空いたスペースへ走りこむパスラックへおしゃれなヒールパスを繋ぐ。相手の意表を突くダイレクトでのワンツーパスで中央からの攻撃を試みたが、パスラックのクロスは相手DFに跳ね返されてしまった。一連のプレーは、ジャガーという愛称に似つかない繊細でおしゃれなものだったと言えるだろう。
ジャガー浅野の“らしくない”おしゃれパスに対しファンは「うま」「ええやん」「浅野ヒールできるんか」「おしゃれジャガー」と、意外性のあるおしゃれなプレーを見せた日本代表FWに驚き、興奮するコメントをしていた。
日本代表でプレーする浅野は、持ち味のスピードを武器に攻守で活躍しているイメージが強いのではないだろうか。特に印象に残っているプレーで言うと、2022年カタールワールドカップのドイツ戦でのゴールは、相手ディフェンスライン裏への抜け出しから決めたものだった。今季のブンデスリーガではここまで1アシストのみとなっているが、持ち前のスピードに加え、今節見せた相手の意表を突くようなパスを出すことができれば、チャンスメイクの面でもチームに違いをもたらすことができるだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)