【ブンデスリーガ】ボーフム 2-2 ダルムシュタット(日本時間4月1日/ヴォノビア・ルールシュタディオン)
日本代表FW浅野拓磨が華麗なヒールパスで魅せた。相手DF2人に追い込まれた芳しくない状況を、なんとか打開するための“一手”だった。このパスは失敗に終わったがファンからは「浅野は悪くなかった」「意外と良い選択肢」など理解を示す声が上がった。
1点リードで迎えた45+2分、ボックス内でボールを受けた浅野が瞬時の選択肢で魅せた。良い位置でボールを受けた浅野だったがゴールの方に体を向けることができずコーナーフラッグ側に遠ざかってしまう。味方がすぐサポートに来なかったこともありボールをキープし時間を作った浅野は、相手DFの虚をつくヒールパスを出すも惜しくも背後を走るMFケヴィン・シュテーガーには渡らなかった。このボールはすぐに味方選手が回収し、幸い相手のカウンターの起点にはならなかった。
失敗に終わってしまった浅野のヒールパスだったが、状況を打開する一手に、視聴者は「浅野は悪くなかった」「意外と良い選択肢」「惜しい〜」など擁護する声が多く見られた。
浅野はこの試合の10分にも、ボックス手前のヒールパスでチャンスを演出している。今季6得点と自身のブンテスリーガでのキャリアハイを更新する好調なシーズンを過ごしている日本の快速FWは、得点はもちろん、これから華麗なパスでのアシストでもチームに貢献することが期待できる。
(ABEMA/ブンデスリーガ)