【ラ・リーガ】バルセロナ 1-0 ラス・パルマス(3月31日/エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス)
これ以上ない決定機を逃し、バルセロナFWハフィーニャが膝から崩れ落ちた。前半終盤にボックス左からの折り返しをダイレクトで合わせるも、枠を捉えきれず。好機を生かせなかったブラジル代表FWは呆然とした。
注目のシーンは45分に起こる。バルセロナが左サイドの敵陣深くでパスを回してチャンスを伺う。すると、イルカイ・ギュンドアンが攻撃のスイッチを入れるかのような鋭いスルーパスをボックス左へ差し込んだ。
このボールに抜け出したジョアン・カンセロはフリーの状態で中へ折り返す。このボールを待っていたハフィーニャも完全フリーであとは決めるだけ。しかし、ダイレクトで振り抜いた左足からのシュートはゴールからわずか右へと外れていった。
決定機ミスにはハフィーニャも愕然。シュートの勢いそのままに膝から崩れ落ちてガッカリした様子を見せた。しかし、近くにいたセルジ・ロベルトが起こして背中をポンとひと叩きして鼓舞。この『ドンマイ』が効いたのか、試合はその後59分にハフィーニャがゴール。この得点が決勝点となり、バルセロナが勝利した。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)