麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦進出を争うA1リーグの第2節が4月3日に行われ、b卓(5人打ち)は坂本大志が卓内トップを取った。
プロ麻雀リーグ「Mリーグ」赤坂ドリブンズ・園田賢、セガサミーフェニックス・醍醐大と2人のMリーガーも同卓し注目された卓だったが、坂本は1戦目から好調。各選手がツモアガリを多発する中、坂本は南3局1本場で跳満をアガり、そのままトップをもぎ取った。2戦目は窮地に立たされるもオーラスに粘って2着まで浮上。自身3戦目を2着でまとめると、最終4戦目も2着にまとめ、ラスなしの安定感を誇った。
試合後、坂本は「前半戦、厳しい状況だったのですが、ツキに恵まれて1、2回戦目もトップ・2着を取ることができました。今日はいい気分で帰れそうです。私の次の出番は3週間後です。次の対局までしっかり準備をして臨みます」と、笑顔が見られていた。
【試合結果】
1位 坂本大志 +53.3
2位 醍醐大 +36.8
3位 石井一馬 ▲5.6
4位 園田賢 ▲17.3
5位 水巻渉 ▲68.2
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟、九州、東北に拠点があり、所属会員数は約700人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、鈴木たろう、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)