将棋の藤井聡太叡王(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、21)に伊藤匠七段(21)が挑む第9期叡王戦五番勝負の開幕局が4月7日、愛知県名古屋市の「か茂免」で行われている。注目の勝負メシには、すっぽんのスープに名産のきしめんが入った「ぽんきし」を両者が注文した。
「ぽんきし」といえば、藤井叡王が過去に選んだ勝負メシの中でも強く記憶に残っている人が多いのではないだろうか。藤井叡王が「ぽんきし」を初めて食べたのは、2020年の第6期叡王戦五番勝負第3局。10代の藤井挑戦者がスッポンを使ったメニューを選んだことで大きな話題を呼んだ。当時のインタビューで「すっぽん自体は初めて。おいしく頂きました」と、すっぽんデビューだったと明かしており、後に「対局のお昼ごはんでは一番の勝負手でした」と振り返っていた。
以来、お気に入りメニューとなったようで、本局では3度目の注文。前日には「メニューを見てから考えたい」とオーダーを名言はしていなかったが、様々な選択肢の中から導きだした最善の“勝負メシ”はぽんきしとなったようだ。
ファンにとってもおなじみのメニューとあり、「うまそうだな」「ぽんきし大好きだな」「すっぽん好きだな」「昼からスッポンパワー」「お肌に良さそう」と多くのコメントも。本局では両者ともにぽんきしを注文しており、スッポンパワーを得て午後の対局へと向かっていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)