【MLB】エンゼルス2-1レッドソックス(4月6日・日本時間7日/ロサンゼルス)
実況は完全にグランドスラムを確信したように叫んでいた。エンゼルスのマイク・トラウトが満塁の場面でボールを捉えた瞬間、「捉えたー!」とまさに絶叫。しかし実際は平凡なレフトフライに倒れ、「角度に騙された」と懺悔したシーンが話題を集めた。
レッドソックス吉田正尚外野手が7回裏に代打で登場した試合、エンゼルスが0-1と1点ビハインドで迎えた6回裏、相手のエラー絡みで2点を奪って逆転に成功すると、2死満塁とさらに攻め立てる。ここで打席に入ったのは、日本では「トラ兄」の愛称でも親しまれる主砲トラウトだった。
強打者トラウトはカウント1ボールからの2球目をスイング。高い角度で上がった打球に実況・石黒新平氏は「捉えたー」と絶叫。満塁ホームランを期待するようなアナウンスをするも、直後に「あーだめだ、だめか、先でした。角度に騙されました。レフトフライ」と訂正、一気にトーンダウンする実況となってしまった。
この打球はデータサイト『baseball savant』によると打球角度は37度とホームランに相応しい入射角ではあったが、打球速度は78.1マイル(約125.7キロ)と速度が足りていなかった。グランドスラムに期待する思いが強すぎたのかもしれない。
このシーンにはファンも「ワイも騙された」「騙された実況」「いったと思ったw」「落ち着け実況」「だまされたってなんや」「はっきり騙されたと言うのおもろ」「やっぱ実況もエンゼルスファンなんやなって」と、多数のツッコミが並んだ。
この場面でトラウトにホームランは飛び出さなかったものの、エンゼルスはこの回のリードを保ち、2-1で逃げ切り勝ちを収めた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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