日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグが開幕、第1節B卓が4月8日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、廣岡璃奈が自身初戦を卓内トップで飾った。
廣岡は初戦こそラスになったが、続く2回戦は大物手が決まり5万点超えの大トップ。そのままの勢いで3回戦も5万点超えのトップを決めた。最終戦はラスになってしまいリードを減らしたが、出入りの激しい展開の中でも大きなトップ2回が活き、卓内トップに。今期で3期目となるAリーグだが、初のプラススタートとなった。
試合後は「なんとかプラスすることはできましたが課題は山積みなので、少しずつ改善して次節に臨みます」と、ステップアップを誓っていた。
【試合結果】
1位 廣岡璃奈 ＋27.3
2位 早川林香 ＋23.2
3位 山脇千文美 ▲7.6
4位 鈴木彩夏 ▲42.9
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位16人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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