将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に豊島将之九段(33)が挑戦する第82期名人戦七番勝負は4月10日、東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で第1局の対局が行われている。ABEMAの中継には、小林裕士八段(47)が出演。藤井名人の健啖家ぶりに師匠の杉本昌隆八段(55)も驚いたというエピソードを披露し、ファンからは「生き物として強い」「食欲は健康のバロメーター!」などのコメントが寄せられた。
【映像】藤井名人は食欲もすごい!?小林八段が明かす健啖家エピソード
現在、将棋界の全8つのタイトルを手中に収めている藤井名人は、年間を通してタイトル戦で全国各地を転戦。各地で選ぶ“勝負めし”やおやつは、対局と同様に大注目を集めている。いずれのタイトル戦でも最強の挑戦者を迎え、毎回違う対局地・宿泊先。疲労が蓄積されるはずだが、藤井名人が大きく体調を崩している様子が見られたことはなく、フィジカルのタフさにも驚かされるばかりだ。
ABEMAの中継に出演した武富礼衣女流初段(24)は、「藤井名人はタイトル戦でもしっかり召し上がられている印象」とコメント。解説を務める小林八段は、藤井名人の師匠・杉本八段が『弟子の食欲に驚かされた』というエピソードを披露した。
藤井名人は食欲も旺盛だといい、師弟が一緒に“ちゃんこ鍋”を食べにいった際にもモリモリ。小林八段は「よっぽど美味しかったんでしょうけど、杉本先生も『ものすごい食べていてあんなに食べるものか』と驚いたようです」と紹介した。
杉本八段は過去のインタビューで、自身の師匠である板谷進九段からの印象的な言葉のひとつとして『どんどん食ってバンバン指せ』というフレーズを挙げていたこともあり、その言葉通りの道を歩む弟子の姿は頼もしく映ったはず。小林八段が紹介した藤井名人の健啖家エピソードに、ファンからは「生き物として強い」「メンタルと胃腸の強さは比例する」「スポーツもそうだけど、勝負に強い人ってかなり食うんだよな」「よく食べよく寝てすくすく育った聡太」「脳の消費カロリーが半端じゃないんだろうね」「食欲は健康のバロメーター!」などの反響が寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)