【MLB】パドレス10−2カブス(4月10日・日本時間11日/サンディエゴ)
カブスの鈴木誠也外野手がパドレス戦に「2番・ライト」でスタメン出場。この日は3三振といいところがなかった。特に相手先発シースがキレキレで、第1打席で見逃し三振に倒れた鈴木は“こんなの打てません”とでもいうように首を振りながらベンチに帰っていった。
試合前の時点で打率.326、2本塁打、12打点と好調を維持している鈴木。この日の試合中、中継では「追い込まれるまでは真ん中だけを思い切り振り、それ以外は気にしなくて良い」という指導が好調の要因だと話していたことも紹介されていた。
昨日の試合でも今季2度目の猛打賞とさらに調子が上向くことも期待されたが、この試合の第1打席はパドレスの先発右腕シースのキレのいいストレートと変化球に対応できない。追い込まれてからの6球目、鋭く曲がるスライダーに鈴木はバットを出せず、見逃し三振に倒れた。
見送るしかできなかった鈴木は、球審のストライクコールを聞くとすぐに踵を返してベンチへ。“ノーチャンスだった”と思ったのか、首を振りながら打席を後にした。この試合の実況を務めた石黒新平アナウンサーが「頭にない軌道からボールがきた」とコメントすると、解説のオカモト"MOBY"タクヤ氏も「相当キレてます」とシースのスライダーを絶賛していた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)