12日(日本時間13日)パドレス戦に先発予定の山本由伸は、6日(日本時間7日)記念すべきMLB初勝利を飾ったが、速球と球速差がある「ヨーヨーカーブ」を中心に多くの三振を奪い、シカゴ・カブスの強打者たちを苛立たせ注目を集めた。
特に1回裏・1死満塁、カブス先制の好機の場面、打席には5番スワンソン。山本が投じる低めの誘い球には手を出さずにカウント3-0、4球目・5球目の内角ストレートは打ちに行って空振り。そしてカウント3-2からの6球目、山本が投じたストレートは、内角低めの際どいコースへの1球に。これをスワンソンは自信を持って見送り、一塁へと歩きはじめたが、主審のジャッジはまさかのストライク。スワンソンはその場でバットを手にしゃがみ込み、怒りと不満を堪えているかのような、複雑な表情を見せた後でベンチへと引き上げていった。
こうした山本の投球に、スタジアムのファンはもとより、ネット上の野球ファンも大注目。「めっちゃキレてるなw」「これはさすがに打者がちょっとかわいそうw」「そもそもあそこはどっちでもカウントできる球やからな」「球審はあそこ取るって、山本は分かってて投げてるやろ」「由伸って度胸あるなw」「そりゃキレるわ」「いいピッチャーは審判も味方につけるって言うからな」といった様々な反響が巻き起こっていた。こうしたジャッジの有利・不利は、いずれのチームでも、どの選手でも対象になり得ることである。そういう意味でも山本が投じるボールは、いずれも審判を味方につける、判定がブレるボールであったともいえそうだ。
山本由伸が対戦するパドレスは3月21日に韓国・ソウルで行われたデビュー戦で1回5失点と打ち込まれており、リベンジを果たしたい相手だ。変化球と駆け引きを主体に投球を進化させた山本はメジャー2連勝、本拠地初勝利となるか?ピッチングに注目したい。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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