【チャンピオンズリーグ】レアル・マドリード3-3マンチェスター・シティ(4月10日/サンティアゴ・ベルナベウ)
ヴィニシウス・ジュニオールの怒りが爆発した。本人にとってはファウルに値するようなプレーではなかったのだろう。その怒りは審判ではなく倒れたジャック・グリーリッシュへと向かい、顔面を接近させて「倒れてんじゃねーよ」と言わんばかりの剣幕で捲し立てた。
2-1で迎えた50分。右サイドからピッチを横断するようにしてボールを運ぶジャック・グリーリッシュに対して、ヴィニシウスがコンタクトを仕掛ける。この接触でファウルを取られたブラジル代表FWは露骨に不満を表し、グリーリッシュの元へと詰め寄ると顔を接近させ、文句をぶつけた。
実況・田中大士氏は「ヴィニシウスは正当なチャージだったじゃないかみたいな感じ(のジェスチャー)」とファウル直後の様子を伝えた。ただ解説・佐藤寿人氏は「正当ではなかったです」とジャッジの妥当性を認めている。
これにはファンも「ヴィニシウス文句言ってるw」「自分がファウルしてんだろ」「ヴィニそれは余計だ」といったコメントを寄せた。
このシーンではフラストレーションを溜めた様子のヴィニシウスだが、ワントップで出場して2アシストを記録するなど、しっかり結果を残している。試合は最終的に3-3の引き分けで終わり、イーブンの状態で続くセカンドレグに向かう結果となった。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)