【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア 1-2 ヴィッセル神戸 (4月13日/国立競技場)
判定が二転三転する前代未聞の状況に選手やファンも驚きを隠せないようだ。一度は主審がFKを示すも副審とのやりとりでPKの判定に。直後にVARが介入し、最終的にはFKの判定へと戻った。この珍事にファンも「なんであってた判定を変えたんや」と反応している。
ヴィッセル神戸が1-0のリードで迎えた62分、衝撃の判定変更があった。ペナルティエリア付近で町田ゼルビア所属FWナ・サンホが倒されると、主審はまずFKの判定を下した。しかし副審の方を見ながら少し検討した後にPKの判定に変更。当然ながら神戸の選手たちは異議を唱えて主審に詰めよる事態となった。
際どい判定だったこともあり、主審はVAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)と交信して再検討したところ、オンフィールドレビューをすることなくPKの判定を取り消し、当初の通りFKでリスタートすることになった。
これにはファンも「なんであってた判定を変えたんや」「ファウルは認めるが絶対に外だぞ」と判定に不服な様子を見せた。
いずれにしてもボックス近辺の際どいラインの判定だったため、主審のジャッジに賛否両論巻き起こる難しいシーンとなった。試合はその後、89分に神戸が追加点を決めて2-0にリードを広げたものの、後半アディショナルタイムに町田が1点を返す。ただ町田の反撃もここまでで、アウェイの神戸が2-1で勝利した。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)